| 1.アメリカ発祥の医療 |
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現在カイロプラクティックは、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オセアニアなどの諸外国では政府に認可されており、それらの国では保険を適応できる医療としてその地位を確立しています。
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| 2.海外でのカイロプラクティック教育 |
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カイロプラクティックが法制化されている国々では、カイロプラクティックの仕事をする者は、最低条件として、医学部と同等の4年以上の大学教育(約4200時間)を受けなければなりません。
授業内容は、解剖学、解剖実習、生理学、病理学、画像診断学などの基礎医学と、カイロプラクティック哲学、テクニックなどの専門的な知識や技術などです。
カイロプラクティックの大学卒業の証として、アメリカ・カナダ・フランスでは「Doctor
of Chiropractic(D.C.)」、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドでは「Bachelor
of Chiropractic/Chiropractic Science(B.Chiro/B.C.Sc)」が、学位として授与されます。
また、カイロプラクティック先進国には、国家試験・州の開業試験があり、大学卒業後には、それらの試験に合格しないと開業することができません。
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| 3.日本の現状 |
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残念ながら日本にはカイロプラクティックに関する法律がありません。日本独自のカイロプラクティック大学も国家試験もありません。そのため、日本では誰にでもカイロプラクティックの開業をすることができてしまいます。
現在、日本には数万人のカイロプラクティックの先生がいると言われていますが、カイロプラクティック大学を卒業した先生は、その約1%(約400人)、さらに海外の開業免許を持っている先生はごく一部であるといわれています。(平成17年1月現在)
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| 4.カイロプラクティック大学卒業者として |
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ただし、カイロプラクティックの大学を卒業することは決してゴールではありません。カイロプラクティックに限らず、医療従事者として最も必要なことは「患者さまの利益」のために、症状の原因を追究し、それが適応症か判断することです。そして、適応症である場合には「適切な治療」をすることです。大学教育は、その目的のための通過点に過ぎません。
人間の体には最新医療技術でも解明されていないことがたくさんあります。また、通常の医学では改善されなかった病気や症状が、カイロプラクティック・鍼灸・食事療法などの代替医療で改善している例は世界中に数え切れないほどあります。
そのことから、私は以下の2つのことが重要と信じています。
1つ目は、医療従事者として研究を続けること。
2つ目は、患者さまのために西洋医学や東洋医学の枠を越えた「チーム医療」を構築することです。
※北條カイロプラクティックでは、広く医療提携をしていただける先生を募集しております。
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| 5.カイロプラクティックの国際基準 |
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1988年5月に36カ国の代表団体からなる「WFC(世界カイロプラクティック連合)」が設立されました。また、現在では「WHO(世界保健機構)」に「NGO(非政府組織)」として正式に登録をされています。
WFCの目的の1つに、カイロプラクティックの基準や職業としてのアイデンティティを守ることがあります。
2001年5月の第6回パリ総会で、「WFC宣言」が採択されました。これは歴史上、世界で始めて表明されたカイロプラクティックについての見解として話題となりました。
この宣言の一番重要な点は、WFCが「カイロプラクティック」や「カイロプラクター」の名称の使用を、以下の国際基準を満たすものに限定し、許可するようになったのです。
以下、その内容を引用します。
●WFC政策宣言●
法制化されていない国々において、正規な教育を受けずにカイロプラクターとして開業する人たちがいる。その人たちは、「カイロプラクティック教育」と称する非公式な学校や短期コースを受けてきた。これらの状態は、国民の健康とカイロプラクティック業界の名誉に反することを認め、WFC第6回パリ総会で次の宣言を行う。
1.「カイロプラクター」、「ドクター・オブ・カイロプラクティック」、あるいはそれに類する名称
の使用は下記のものに限定する。
(1)表記の法的な免許を持ち登録されたカイロプラクター
(2)正式なカイロプラクティック認定団体(例・CCE)、または政府認定団体による正規
な卒業生
(3)WFC国際憲章(1997年東京)に従い、WFCの加盟するその国の代表団体が暫
定的に承認したプログラムの修了者。
2.「カイロプラクティック」とそれに類する名称は、カイロプラクティック開業に向けその
技術と能力を教えるとする学校やコースに使用される場合は、下記に限定する。
(1)正式なカイロプラクティック認定団体(例:CCE)、または当該国政府認定の場合。
(2)WFC国際憲章(1997年東京)に従い、WFCの加盟するその国の代表団体が暫
定的に承認した教育プログラムや学校。
この宣言は、法律的な拘束力を持つものではありません。しかし、これにより「国際基準」という世界共通の定義ができたといわれています。それは、患者さまの健康を少しでも安全に「ケア」するために重要なことです。
日本のカイロプラクティック業界が国際基準に達することは患者さまの利益となります。カイロプラクティックでは適応しない疾患の早期発見、より適切な治療、そして法制化による費用負担の削減が大いに期待できます。
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