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「カイロプラクティックの治療と注意点」
T.カイロプラクティック治療における作用
カイロプラクティックは、特に神経の働きを快復することによって自然治癒力を最大限に引き出すヘルスケアです。
神経の働きが低下すると、関節・筋肉・内臓(体性内臓反射)などの働きが低下し、その結果体はゆがみます。そのゆがみが続くと、関節の変形や椎間板ヘルニアとなり、神経の圧迫や機能低下によって痛みや痺れが発生します。また、症状がひどくなると、構造的なゆがみが、内臓の圧迫、自律神経の乱れ、ホルモン分泌の問題へと発展し、さらに痛みや症状を悪化させていきます。
カイロプラクティックは、その負の連鎖をできるだけ早い段階で食い止めることを目標にしています。
■カイロプラクティックの適応症■
神経へ働きかけることにより以下の効果が期待できます。
ア.症状の快復
頭部・・・頭痛・めまい・耳鳴り・立ちくらみ・目の疲れ・自律神経失調
頚部・・・首の痛み・寝違い・肩こり・ムチウチ・椎間板ヘルニア・高血圧
上肢・・・腕の痛み・腕のしびれ・肘の痛み・指先の痺れ
腰部・・・腰痛・ぎっくり腰・椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・すべり症・分離症
下肢・・・股関節の痛み・ひざの痛み・足のしびれ
生殖・・・生理痛・生理不順・不妊症・
妊娠・・・妊娠中の腰痛・産後の腰痛
内臓・・・内臓機能の低下
神経・・・冷え性・ストレス・だるい・不眠症
快復・・・老化予防・リハビリ
競技・・・スポーツパフォーマンスの向上
イ.再発・悪化の予防
メンテナンス治療
より高いQOL(生活の質)を目指す
U.カイロプラクティックの適さないケースと適するが注意の必要なケース
カイロプラクティックにはすぐに他の医療機関を紹介するケースと、十分に注意することによって治療が可能な場合があります。
ア.適さないケース:頭痛・肩こり・背部痛・腰痛などで下記の症状を伴う場合には病院の精密検査をお勧めいたします。
●
血管性:血管に問題がある場合、強い治療は大変危険です。
・突然の激痛と呼吸の変化・・・動脈からの出血や断裂の可能性があります。
・めまい・・・一過性で視野の変化、顔のしびれは脳血管の問題の可能性
があります。
●
腫瘍:ガンが骨に転移する場合があり、強い治療により骨折する場合があります。
特に下記の症状がある場合には要注意です。
・ガンになったことがある。
・体重の増減・・・ガンが進行している可能性があります。
・熱が下がらない
・痛みが強くなってきている・・・ガンが進行している場合があります。
・夜間の痛み・・・内臓に問題がある可能性があります。
また、ヘルニアなどの症状が強い場合にも夜間痛はでます。
●
感染・炎症:結核や骨髄炎などがある場合、強い治療よって背骨を骨折する場合があります。
・咳や寝汗をかく・・・家族に結核保持者がいる場合は、結核の可能性が
あります。
・熱が下がらない・・・病院の受診をお勧めします。
・首が前に曲がらない・・・脊髄炎などの可能性があります。
・腹痛・悪心などを伴う症状・・・内臓の問題が疑えます。
・排尿時に痛み・・・泌尿器の問題が疑えます。
・月経時に増悪する・・・婦人科系の問題が疑えます。
●
外傷性:交通事故などで強打した場合、骨折や脱臼を疑います。
レントゲン検査が有効です
・頭が割れるような頭痛・・・非常に危険です。
すぐに精密検査の受診をおすすめします。
・転倒後の強い痛み・・・閉経後の女性は、特に股関節を骨折すること
があります。
●
心理的:症状と検査結果が合わない場合。下記の場合には適しません。
・ヒステリー
・詐病
・心身症 など
●
代謝性:血液の問題や骨が柔らかくなる症状。
・出血が止まりにくい・・・精密検査の受診をお勧めします。
●
神経的:脊柱管狭搾症(ヘルニアなど)で強い神経症状がある場合。
・排尿障害・・・強いしびれがあり失禁症状がある場合には、すぐに病院へ。
イ. 適するが注意が必要なケース:治療には十分な注意が必要です。
●
血管性:血管に問題がある場合、強い治療は大変危険です。
・高血圧・・・特に降圧剤を飲んでいる場合は血管が弱くなることがあります。
・めまい・・・血管の問題から、脳への血流が低下している場合があります。
●
代謝性:血液の問題や骨が柔らかくなる症状。
・骨粗しょう症・・・特に閉経後の女性は、強い治療によって骨折の可能性
があります。
●
関節炎:自己免疫疾患や関節が緩い場合。
・朝の手足のこわばり・・・リュウマチの場合、強い治療は関節を破壊します。
・関節が不安定・・・リュウマチなどの自己免疫疾患では上部頚椎が
不安定になります。
その部位への強い治療は大変危険です。
●
外傷性:交通事故など強くぶつけた場合、骨折や脱臼を疑います。
レントゲン検査が有効です。
・ケガの治りが悪い・・・重度の捻挫や骨折をしている場合があります。
十分な固定をしない場合、靭帯が伸びたままで関節
が不安定になります。また、骨折の場合は、骨がくっ
つかずに「偽関節」が出来る場合があります。
●
神経的:脊柱管狭搾症(ヘルニアなど)で強い神経症状がある場合。
・歩行障害・・・一定期間の治療をしても改善しない場合は、手術の考慮
も必要です。
V、安心できるクリニックの見つけ方
「頭痛・肩こり・背部痛・腰痛」などは、上記のような生命にかかわる危険な症状が原因で現れることがあります。それらの症状を鑑別するためには、適切な問診や検査が必要不可欠です。
カイロプラクティックに限らず、他の療法にも言える事ですが、
治療法や療法名での判断はあまり意味がありません。
マニュアル的ではなく、疾患に到った大本の原因にアプローチし、
その体に合った施術をすることができる先生(施術者)であるかどうか?
施術者の知識、経験、技量を総合的に判断し、治療院・クリニック選びをなされる事をお奨め致します
なお、日本においてはカイロの大学学位を持つカイロプラクティック団体JAC(日本カイロプラクターズ協会)は「安心なクリニックの見つけ方」として下記を紹介しています。
■JAC(日本カイロプラクターズ協会)より抜粋
●電話で確認しましょう
@カイロプラクティックの学位(DC, MChiro, BCSc, BAppSc(chiro)など) を
持っていますか?
Aどこのカイロ大学を卒業したか聞きましょう。
B「なんでも治せます」という先生は危険です。
●治療院に入ったら・・・
@受付や目立つところに卒業学位が掲げられていますか?
(○○認定書・修了書などは意味がありません)
A治療費がきちんと掲示されていますか?
●治療中・・・
@
初診時にさまざまな検査をしてくれますか?
A
症状、ライフスタイル、職業などきちんと質問してくれますか?
B
治療方法が多岐に渡りますか?
●治療後・・・
@痛みの原因、ストレッチ方法、生活改善のアドバイスをしてくれますか?
A治療直後に出る一時的な反応(吐き気やだるさなど)について説明して
くれますか?
B
痛みが続く場合、理論的に説明をしてくれますか?
また、当サイトリンクのページにてカイロプラクティックの大学を卒業された先生のクリニックを一部ご紹介していますので、クリニックを探している患者さまの参考となれば幸いです。
http://www.hojo-chiro.com/pages/link1.htm
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