ほうじょうカイロプラクティック

ムエタイアジアチャンピオンinMacau

私は、2017年9月にICCSPの資格を取得しました。その資格が活かされ、今回マカオで開かれた、ムエタイのアジアチャンピオンシップからオファーが届きました。参加国はアジアから20ヶ国125人の選手。(残念ながら日本からの参加は0人)
初めて海外の大会でのサポート。少し、躊躇しましたが、私の経験値をあげるためチャレンジしてきました。

マカオ凱旋門
いざ、現地に行くとカイロプラクティックを知らない選手がほとんどでした。まずは、カイロプラクティックは「競技前の治療でパフォーマンスUP!」ができる事を伝える活動から始まりました。オーストラリア、インド、シンガポールをはじめ、多くの選手達が来てくれました。ほとんどの選手が、可動域UP、筋力UP、症状の軽減などを実感していました。特に、筋力テストによるフィードバックは喜ばれ、治療後に力が入ることを実感した選手は、身体の問題だけではなく、精神的サポートにも良い影響がありました。翌日から治療を受けた選手がチームメイトを誘って治療を受けに来る良いサイクルが始まり、選手たち自ら進んで競技前に治療を受診しました。 マカオ凱旋門 治療内容は、カイロプラクティックアジャストメント、IASTM、Rock Tape, Dynamic Tapeを中心に行いました。
カイロプラクティックを競技前に受けていた選手の中で3選手がチャンピオンになりました。選手たちに感謝の言葉をいただき自信にもなりました。
今回のサポートを通じてたくさんの収穫がありました。
カイロプラクティックの技術や考え方の意見交換、世界トップレベルの選手達のパフォーマンス向上と精神的サポートに役立てた経験などです。
「競技前に選手のパフォーマンスを上げることができるのはカイロだけ」を実践・確認ができたことも良い経験でした。
一方で、アジアでのカイロプラクティックの知名度の低さを目の当たりにして、この問題は日本も同様であると感じました。カイロプラクティックが法律化されていない日本にとって正しいカイロプラクティックを広めていくことは容易ではありません。
2020年東京オリンピックでは、その認知度を上げるチャンスとなります。
それまでに、更なる技術と英語力のレベルアップを目指し、日々努力を続けるという明確な目標を設定することができました。


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